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Pneuma|遠藤文香(Ayaka Endo)

5,500円

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風でも、魂でもない。そのあいだにあるもの──Pneuma(プネウマ) 古代ギリシア語で「息」「風」「魂」を同時に意味するこの言葉を手がかりに、遠藤は岩手県遠野の高原へと向かいました。 そこは、地上と空、この世とあの世のはざまに浮かんでいるような不思議な場所です。 撮影の舞台となったのは、かつて遠野に存在した「人と馬が一つ屋根の下で暮らす文化」を現代に再構築した実験的な場所。そこには、手綱も蹄鉄も持たず、自由を与えられた本来の姿で生きる馬たちが放牧されています。 乗馬クラブや観光牧場とは全く異なる「ホースファースト」の環境で、馬たちは圧倒的な生命力をもって草原を駆け回っています。 人間が馬を使役動物として囲ってきた5,500年の歴史から解き放ち、馬と人間が対等な生命として響き合い、境界がゆるやかに溶け合う空間。 「遠野の馬飼い」であり本施設を立ち上げた徳吉英一郎は、草の中に消え、馬の群れに肉薄していく遠藤の姿を「草の海へのダイブ」と表現しました。言語以前の感覚を頼りに、自らの身体を世界へと拡張させながら、永遠とも思える時間の積層と「いまこの一瞬」が交わる瞬間に繰り返される撮影。 その結実ともいえる本作品は、肉体と精神、内と外を往復する、目に見えないPneumaを感じられる一冊です。 (出版社紹介文より)

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