2023年スペインのアラゴン州で滞在し、イスラエルとバスクから来たアーティストと寝食をともに過ごした日々を記録した作品。降り注ぐ太陽の光や流れる水、大自然の中で伸び伸びとしている人間の姿の美しさに目を見張ります。
「遠くピレネー山脈を望む麓の大地は乾いているが、豊かに流れる地脈の水が草木を育み、吹き抜ける風はその土地の薫りに満ちていた。
2023年の夏の終わり、スペインの北東部、アラゴン州のとある村にある一軒家のレジデンスに、私は2人のア-ティストとともに滞在することになった。約40日間を3人で、寝食を共にして家族のように暮らすことになったのだ。~いま思えば、そこにあった時間と自然のすべてを、心身ともに分かち合うような日々だった。」
(ー本文中テキストより)
アートディレクション:野田峰子
判型:A3
総頁:32頁(16枚)
製本:綴なし