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《日本典型》 ポートフォリオ|柴田敏雄

8,800円

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柴田敏雄の代表作である『日本典型』は、コンクリートで固められた日本の山あいなどにある擁壁や砂防ダムを構成的な画面で捉えたシリーズです。日本の高度な土木技術によって作られたこれらの壁やダムは、目をみはるほどの均整美でありながらも、その一方で自然と相容れない人工物であり、それはある意味「近代日本の風景」を象徴するものです。今回のポートフォリオは1989〜1990年に新潟、福島、宮崎、栃木で撮影された6点をコロタイプで制作。 ・柴田敏雄(しばたとしお) 1949年東京生まれ。72年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業後、74年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専門課程油画専攻(修士課程)修了。翌年、ベルギー文部省より奨学金を受け、ゲント市王立アカデミー写真学科へ入学し本格的に写真家の道へ進む。1992年、ニューヨーク近代美術館で開催された「New Photography 8」に選出され、1997年にはシカゴ現代美術館で個展を開催するなど国際的に活躍し、2000年代からはカラー作品にも取り組み始め表現の領域を広げる。東京国立近代美術館、国立国際美術館、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ポンピドゥーセンターなどの美術館が収蔵し、これまで多くの作品集も出版されている。

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