写真に関する文章を執筆するライターであり、写真家でもあるStefan Vanthuyneが自身の家族を写した写真集。
妻と2歳の息子とともに日常の生活を離れ、フランスの田舎で過ごしたひと夏の記録は、新たに結び直される家族の絆や親密な関係性を繊細に切り取っている。
ノスタルジーをかき立てるモノクロの画面は、いずれこの息子が思い出すであろう幼少期の美しい記録であるとともに、写真家が現在から憧憬する自らの子供時代に重なり合うように時間的な奥行きを持っている。
出版社:Le Caillou Bleu
刊行年:2012年
サイズ:250×195mm
ページ:30P ハードカバー
言語:フランス語