自身が拠点とする街の輪郭を知るために写真家の当麻悟が最初にしたことは、トラムやバス、地下鉄の終着駅まで足を運び、そこにある光景を写真に収めることだった。
捨て置かれた家具や朽ち果てた巨木、富裕層と貧困層が混じり合う居住区といったブリュッセル周縁の風景は、生まれ育った日本の郊外のイメージと重なり合うように写真家の心象風景として立ち現れる。
土地そのものに導かれながら猫のように次から次へと場所を変える写真家の軌跡を、ページをめくりながら追いかけてみたい。
出版社:Le Caillou Bleu
刊行年:2011年
サイズ:225×285mm
ページ:88P ハードカバー
言語:仏語・英語・日本語
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